妊娠をすると、ホルモンの働きにより身体の変化が起こります。抜け毛の量が増えたり、パサついたりするなど、今までと髪質が変化したことを感じられる方は多いのではないでしょうか?今回は、妊娠中に起こる髪のトラブルやその原因、そしてヘアケア情報をご紹介致します。
妊娠中になぜ髪質が変化するの?
妊娠中に髪質が変化する原因は2つあります。
1つ目は女性ホルモンのバランスの変化です。妊娠をすると、エストロゲンとプロゲステロンとよばれる女性ホルモンが増加します。ホルモンバランスが崩れると、髪質が変化し、抜け毛が増加するといわれています。
2つ目は妊娠中、お腹の赤ちゃんに栄養分を分けているためです。
妊娠中は、赤ちゃんを育てるために栄養分が不足するだけではなく、血液循環も悪くなるため、むくみや血行不良になります。
妊娠中の髪の毛のトラブル対策法をご紹介
食生活を見直す
髪の毛にはタンパク質、コラーゲン、ビタミン、ミネラルの4つの栄養分が必要になります。
卵・魚・肉・緑黄色野菜・豆類などバランスの良い食事を心掛けましょう。旬の野菜は、特に栄養価が高いので意識して摂取したい食材です。塩分や糖分のとりすぎは体に悪影響を与えるので、バランスの良い和食がおすすめです!
水分をしっかりとる
妊娠中は血行不良が起きやすく、冷えやむくみを感じることがあります。血行不良が起こると髪の毛に潤いが無くなり、パサつきの原因になりますので、こまめに水分補給をしましょう。水分補給の目安は1日1.5リットルと言われています。水以外にもハーブティーやノンカフェインのお茶など、飲みやすいものを1日数回に分けて飲むのがおすすめです!
ストレス解消
ストレスを溜め込んでしまうと、髪の毛に悪い影響を与えてしまいます。
血管収縮や血行不良により、白髪や抜け毛が増えるだけでなく、場合によっては円形脱毛症になってしまう可能性があります。軽くウオーキングをして気分転換をしたり、好きなものを食べたり、音楽をかけてリラックスをするなど、自分だけのストレス解消法を実践してみてください。
まとめ
いかがでしたか?
妊娠中はホルモンバランスが乱れるため、今までとは髪質が大きく変化して悩んでしまうこともあるかもしれません。そこで、妊娠中はバランスの良い食事と水分補給をたっぷりと行い、上手にストレスを発散することで、変化してしまった髪質を綺麗な状態へ導く事ができます。妊娠中は絶対に無理をせず、出来ることから少しずつ妊娠中のヘアケアを初めてみませんか?