普段のホームケアの中でもシャンプーをした後は、リンス・コンディショナー・トリートメントなどは使っていますか?普段何気なく使っているリンス・コンディショナー・トリートメントはどのような違いがあるのでしょうか?今回はサロントリートメントのメリットもご紹介致します。
リンス・コンディショナー・トリートメントのそれぞれの定義とは?
リンスとコンディショナー
一般的には、リンスとコンディショナーは、髪の表面を被膜でコーティングし、指通りを良くする効果があります。被膜でコーティングをすることで、キューティクルの傷みを防ぐ効果があります。
リンスは「すすぐ」という意味があり、普段のホームケア時にすすぎやすさを目的として作られています。コンディショナーは「髪の状態を整える」という意味があり、髪の傷みを防ぐ目的として作られています。実は、リンス・コンディショナー・トリートメントの定義は正式には統一されておらず各メーカーによって異なっています。
リンスが登場した背景
リンスができた背景とは、昔の一般的なシャンプーが現在のシャンプーよりも非常に洗浄力が強く、髪の毛が傷みごわつくことがあったためリンスを使ってすすぎやすくしていました。しかし、現在はシャンプーの品質も向上しているのでリンス自体の存在が必要無くなってきています。
トリートメント
トリートメントは、髪の内部に栄養成分を浸透させて紫外線や外気でダメージを受けた髪の補修や、髪の質感を調整するものといわれています。リンスやコンディショナーと違い、内部から髪を健康にする目的で作られたものを「トリートメント」と言います。
サロントリートメントのメリット
サロントリートメントは、すすぎやすさや髪の状態を整えるリンスやコンディショナーと異なり、内部の修復をしてから、最後に表面のキューティクルを補修・コーティングして栄養を閉じ込めているので、ツルツルサラサラコーティングと同時にダメージ補修もしています。
そのため、表面だけでなく髪の内部もケアできるのがサロントリートメントです。表面コーティングが徐々に剥がれていき、内部に補充した毛髪補修成分が全て流出するまでの期間が約1ヵ月と言われているため、定期的にサロントリートメントで髪の内部補修をすることをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか?普段何気なく使っているリンス・コンディショナー・トリートメントは、それぞれの定義がことなり違った働きがあります。自分の髪の状態を把握して、最適なリンス・コンディショナー・トリートメントでホームケアを行うことが重要です。