シャンプーで髪と頭皮を洗った後、ついつい濡れた状態で放置してしまっていませんか？ドライヤーで乾かさずに髪が濡れた状態で放置するのは、髪にとっては絶対にＮＧです。今回は美髪に差が出る正しい髪の乾かし方のポイントをご紹介します。

ドライを怠るデメリット

頭皮の雑菌が繁殖する

「自然乾燥のほうが髪に優しそう」と思う方もいらっしゃると思いますが、濡れたままの髪の放置は絶対ＮＧです。髪が濡れた状態で放置をしてしまうと、頭皮にいる雑菌が繁殖してしまいます。雑菌が繁殖することで頭皮のニオイやベタ付きの原因になります。

ケア成分が外部へ出てしまう

髪が濡れた状態のとき、キューティクルは開いた状態になっています。「キューティクル」とは毛髪の表面を覆っている部分で、外部からの刺激や毛髪内部を守り、艶を与える役割をしています。このキューティクルが開いた状態で放置してしまうと、トリートメントでケアした成分が外部に出てしまうので持ちが悪くなり、艶がない髪になってしまいます。

正しい乾かし方とは

優しくタオルドライをする

髪が濡れた状態では、キューティクルが開いた状態になり無防備な状態になります。髪をドライするときは、まず優しくタオルドライをすることがおすすめです。タオルドライを力いっぱいしてしまうと、軽い刺激でも髪はボロボロになります。タオルでゴシゴシとこするのではなく、ポンポンと軽く叩くようにしてタオル越しに両手で髪をはさむように乾かしていくのがポイントです。

髪に対して上から風を当てる

ドライヤーを当てる時に横から当てる方は多いのではないでしょうか？キューティクルは上から下へ向かっているので向きに逆らわずに上から乾かすとキューティクルを守りながら乾かすことができます。さらに、最後に冷風をあてることでキューティクルが閉じるので引き締めることができ髪の表面を滑らかに保つことができます。

ドライヤーはしっかりと頭皮を乾かす

ドライヤーで髪を乾かすときは、頭皮を乾かすことが大切です！髪が乾いていても頭皮が湿った状態でいると、雑菌の温床となります。ドライヤーをするときは、髪をかき分けて頭皮を露出させてドライヤーの風をしっかり当てることがポイントです！乾かす時に、髪をバサバサと動かしていませんか？濡れた髪を手で動かしすぎると摩擦によって髪が傷んでしまいます。

まとめ

いかがでしたか？髪を乾かす時に面倒になりついつい放置してしまうと髪が雑菌の温床になり髪と頭皮に影響が出てきます。さらにドライヤーで乾かす際も雑に乾かしてしまうと、髪をボロボロに傷つけてしまいます。今まできちんとドライヤーで髪を乾かしていた人も、ついつい放置してしまっていた人も今回ご紹介した、美髪に差が付くドライ方法をぜひ実践してください。